料金

先祖調査・家族人物事典編纂サービスのご案内です。

料金

資料や墓地・菩提寺・本家子孫等の探索・発見に要する時間・コストは千差万別であり、一律料金には全く馴染みませんし、予め見積もりをすることも完全に不可能です。そこで、当社は次のようなシステムとしました。

基本的料金システム

①1時間5,000円+交通費等の実費

②段階制・前払い

最低初回支払額:300,000円(労務費、交通費、宿泊費その他経費を含む)

典型的な第一段階の作業内容:

  • 予備調査と計画立案
  • 現地調査
  • 調査結果報告書の作成
  • 次段階に関する相談

例:
– 実費が100,000円の場合、作業時間は約40時間
– 実費が50,000円の場合、作業時間は約50時間
– 実費が20,000円の場合、作業時間は約56時間

※何家系を調査対象としてもかまいません。

他社の場合は、1家系を400年遡るプランで固定報酬100万円前後で現地調査は数日間を1回だけとなっています。
しかし、先祖調査業者の本拠地から現地調査先の距離は北海道から沖縄までかなりの差があり、一律料金では不公平であり、本拠地に近い方から取り過ぎることになります。
古文書がどのくらいの時間で見つかるかは、着手してみないとわかりません。にもかかわらず、固定報酬とすると、すぐ見つかった場合は依頼者にとって負担が大きくなりますし、時間がかかった場合は業者の報酬が少なくなります。本拠地から現地が遠い場合は、業者としては早めに切り上げる誘因となります。
時間がかかりすぎて報酬に見合わなくなって業者が切り上げたとしても、もう少し探せば見つかったかもしれず、そういった場合に固定報酬制では追加料金という話になりにくく、依頼人にとってはご先祖様をあと一歩のところで諦めるということになりかねません。

そのため、当社では、時間報酬+実費で料金算定をすることとし、かつ、段階を区切って調査を続行するか決めていただく方式にしました。
そうすることにより、当社本拠地から現地が近いご依頼で交通費を取り過ぎることなく、また、ご予算に応じた調査時間や現地調査回数をご提供することができるようになります。

戸籍から家系図作成

無報酬

最新戸籍~最古除籍簿に記載されている人物を系図化します。
戸籍謄本・除籍簿謄本等の取得のためのアドバイス、現地調査のための簡単なアドバイスも含みます。
戸籍謄本・除籍簿謄本の取得作業や実費負担はご依頼人がすることになります。
※資料をしっかり読み込んだりネット検索をした上でのアドバイスはいたしません。ご希望の場合は相応の相談料を頂戴します。
※同業他社で25~30万円相当ですが、下記有料コースの販促と系図類研究のために無料としています。

参考料金

下記は1家系を調査するイメージですが、同じ地域内の複数の家系をよりコスト効率よく調査できる可能性があります。

概要 調査イメージ 1家系の料金目安
戸籍時代 最新戸籍~最古除籍簿に記載されている依頼人の直系血族(卑属については祭祀を継承する方とその配偶者等)について人物事典の編纂及びそのための調査 30~70万円以上
江戸時代分 最古除籍簿の前代~江戸時代のご先祖の人物事典の編纂及びそのための調査 0万円~150万円以上
戦国以前分 安土桃山時代以前のご先祖の人物事典の編纂及びそのための調査 目安提示不能

※ 戸籍時代分の調査をする中で、江戸時代以前の資料を入手できる場合もあります。そのような場合でも時間報酬制ですので、作業時間がお支払金額分の範囲内で収まることもありえます。他方で、なかなか資料が見つからず、広範囲に探索することとなり、上記目安に収まらないこともありえます。

※ 調査の徹底度をご指定いただけます。徹底的であるほど報酬は高額となります。
※ ご依頼対象となる家系は、現在のご自身の名字に限りません。名字の異なる父方や母方、祖父母方の家系など直系関係があればお受けいたします。配偶者の家系は、配偶者ご自身、行為能力のあるお子様、あるいは配偶者の父母などいずれか直系血族の方からのご依頼・ご同意があればお受けいたします。
※ 本サービスはご依頼人の直系系統を主対象として行うものです。傍系系統につきましては、詳細調査の対象となるとは限りません。
※ 夏季の30分以上の屋外調査は行えません。寒冷・豪雪地帯の冬季の現地調査は春秋まで延期します。
※ 移動時間については、どの業種でも有償となるものであり、公共交通機関での移動中も調査検討を行いますし、自力での運転中は調査的思考が制約されつつも継続するのに対し、事故リスク分の上乗せがありますので、料金体系を複雑にしないようにプラマイゼロとして、上記時間報酬をそのまま適用いたします。移動時間分の割引・無償化はありません。

祖先DNA解析

男系・女系のDNAは、先祖調査の重要な手がかりとなります。

⇒祖先DNA解析キットについてはコチラ

検査内容 料金
男系:Y染色体(37配列)
見積もり
男系:Y染色体(67 配列) 見積もり
男系:Y染色体(111 配列) 見積もり
男系:Y染色体(700 配列) 見積もり
女系:ミトコンドリア(2領域) 見積もり
女系:ミトコンドリア全検査 見積もり
FamilyTreeDNA祖先DNA解析キットの追加購入、FamilyTreeDNAへの国際郵送、ユーザー登録等のサポート込み

検体採取・発送は非常に簡易なため、当研究所でのサポートはメールでの解説とし、ご依頼人ご自身が行うのを原則とさせていただきますが、
当研究所スタッフに現場でのサポートをお求めの場合は、親族インタビュー等の際に行います。

成果物

 

標準引渡品 ① 原稿データ
② 収集した写真データ
③ 現地調査時の写真データ
④ (判明した場合)住居位置地図・間取り図データ
⑤ 墓地配置図データ
⑥ 収集した資史料でお渡しできるもの(機関や専門家等への問い合わせメール等も含む)
⑦ 家系図データ
人物事典の記載事項 記載項目…下記参照。他に記載してほしい項目があれば無料で追加可能。
デザイン・レイアウトの変更も可能。
※ 記載項目は、資料の残存状況やインタビュー対象者の記憶の有無などに左右され、すべてを判明させ記載できるとは限りません。特に、本姓などは、男系が判明している必要があります。
原稿の仕様 ファイル形式 一太郎・ワード・PDF・Epubから選択(全部でも可)
サイズ A4 ・ B5 ・ A5から選択(PDF形式であれば全部でも可)
文字組 横書き
文字サイズ 任意(脚注等は1周り小さくなります)
数字 日付及び数量についてはアラビア数字

(漢数字の場合は何らかの雰囲気は出るかもしれませんが、日付などはアラビア数字の方が瞬間的に把握できるでしょうし、固有名詞なのか否か一見わかりにくい場合、例えば「三男次男」とあったときに何百年後の子孫が「みつおつぐお」なのか「みつおの次男」なのか混乱するかもしれませんし、中点「・」を入れて「佐藤三男・次男」などとししてもわかりにくくなります。そのため、編集段階のみならず読者の見やすさと誤解防止を兼ねて、アラビア数字とさせていただきます

フォント 明朝・ゴシック・楷書・行書・古印体などから選択(見出し・本文・脚注などそれぞれ指定可能)
タイトル・表紙 任意。タイトルの書体や表紙デザインを依頼人等の手書き等にすることもできます。ただし、依頼人の作成又は撮影したもの以外は、著作権者の許諾等を得ていただきます。
ページ 位置(上下・左中右)、飾り((1)-1-)、目次用ページ数字種(ⅠⅡⅢ、ⅰⅱⅲ、一二三、壱弐参、123)をそれぞれ指定
家系図の仕様 文字組

 

縦組・横組

系図というと縦組みが一般的ですが、長い系図を大きめの文字で書籍内に収める場合は、横組みの方がページ数は増えますが見やすいと思います。

情報量 姓名と関係線は当然として、旧姓、生没年月日(和暦・西暦)、親との続柄とします。ご要望により婚姻年月日も記載します。

数字は、基本的にはアラビア数字としますが、ご要望により漢数字も選べます。

※ 調査項目をご指定いただけます。
※ 当研究所では製本及び製本の手配は行っておりません。

引渡方法

デジタルデータはクラウドで引渡し
紙媒体などの有体物は郵送

納期

完了までの期間は、調査範囲、資料の残存状況、移動距離、当研究所の業務状況などにより大きく異なります。

通常、数日から6ヶ月程度の範囲となります。

各調査段階の完了時に進捗報告を行います。

アフターフォロー

引き渡し後に新情報が発覚した場合は、無料でお知らせいたします。

オプション

1.珍しい家紋の画像データ作成(☆2) 2万円
2.ペット犬猫の事典(☆3) 要見積もり

☆1 珍しい家紋のお宅で、家紋の画像データをお持ちでない場合はお作り致します。
☆2 記載項目は、名前や生没年月日、写真、系図、性格やエピソードなどできる限り人物事典と同様に致しますが、情報源はご家族及び血統書となります。血統書はなくても構いません。

記載項目

共通
まえがき、凡例、あとがき、協力者一覧、資史料一覧
家族史 人物事典
氏族名・家名
家紋
本姓姓(カバネ)
氏族
属性・種別(皇別神別諸蕃
始祖・氏祖・家祖
成立年月日
発祥地
本拠地
氏神
菩提所(菩提寺神社教会など)
墓所
歴代当主祭祀主宰者)
著名な人物
支流・分家
家系図
家史・年表
間取り図・居住地図・墓地位置図
家族内用語集
顔写真等の写真・資料写真

氏名(よみがな)
幼名・改名・旧姓
通称ペンネーム芸名
官途受領名
本姓・姓(カバネ)
氏族
○○家○代
国籍
生年月日
出生地
没年月日
死没地
戒名神号霊号洗礼名
墓所
血液型
ハプログループ
目色
髪色
利き手
身長
性別
出身校
称号・学位
専攻・研究分野
職業
居住地
所属団体等
栄典・表彰
言語(方言)
サイン・花押
宗教
父母
配偶者
兄弟姉妹

年譜 … 出来事、行動等を時系列順に。
人物 … 人柄・性格や趣味、生き様、得意・不得意、

背格好、服装、好きな歌・歌手、好物・嫌いな食べ物、得意料理、癖など。

逸話 … エピソード、思い出など。
著作
言行録
親族…傍系等の親族で主要な人物の概要

手形・足形

※ 資料やインタビュー対象者の記憶の残存状況により、すべての項目が埋まるとは限りません。
※ 写真は適宜載せます。
※ 脚色(感動的なストーリーに仕上げる)や推測・憶測の類は、後々に誤解の種になりかねないため、書きません。本文には判明したことだけを淡々と記述します。ただし、裏取りができなかった仮説を脚注に記載する場合があります。
※ このほかの項目でご希望があれば、お申し出ください。
※ 本姓は、男系の先祖調査が必要です。本姓とは、男系血統で継承される本来の姓を指し、例えば源平藤橘などのことです。しばしば誤解されていますが家系で継承するものではなく、あくまで男系継承ですので、婿養子がある場合はその養親とは男系が異なっている可能性があります。そのため、各先祖の本姓を確定するためには、男系を辿る必要があります。

例)源姓塩谷氏⇒朝業(藤原北家下野宇都宮氏)の婿入り後は藤姓塩谷氏

※血液型が不明の場合は、無料で検査方法をご案内致します(費用が生じる場合は実費負担していただくことになります。献血をすると無料で判定できるようです)。

現地調査の内容

戸籍分の現地調査  法務局での土地台帳調査・閉鎖登記簿取得、親族インタビュー、文書館等での古文書・行政資料調査、図書館資料調査、居住地・墓地調査、その他得られた情報の裏付けに必要な機関・人物等への調査(例:自治体や裁判所など)、先祖所縁の場所・物品の撮影などを行います。
江戸期分・戦国以前分の現地調査  由緒書所持者への接触、文書館等での古文書調査、図書館資料調査、居住地・墓地調査、その他得られた情報の裏付けに必要な機関・人物等への調査、先祖所縁の場所・物品の撮影などを行います。親族インタビューは、当時の人物についての記憶のある方がいないので行いません(江戸期以前の先祖についての口伝については、戸籍分の親族インタビューに含まれております。親族が所持する系図・系譜・由緒書等の史料調査のためのご親族への接触は行います。)。

注意事項

免責事項

古文書等の資料の残存状況や所在により調査の難易度や可否、情報の多寡、発見までに要する時間が千差万別です。必ず情報を発見できるとは限りません。
あくまでお支払金額は、作業時間に対する報酬と実費であり、成果報酬ではありません。
ですので、「○○万円で全部見つける」というお約束はできません。

中間報告を含む家族人物事典その他の成果物の利用により生じた責任を当方は負いません。

キャンセル・返金

キャンセル・返金不可です。

古文書等の資料が消失するなどして、全く見つからなかったとしても、作業代及び経費となりますので、返金できません。

著作権

資料等の著作権

依頼人以外の資料所有者又は著作権者の提供した資料や写真等については、原所蔵者・著作権者の同意を得た上で、原所蔵者・著作権者名、文献の場合は資料番号・頁等も註釈等に掲載します。文献資料の引用については、通常の論文作成の方法に従って、資料一覧表及び脚注等に記載します。

成果物の著作権

当研究所が依頼人に対して納品した成果物に関する著作権等の知的財産権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む。)は、業務が完了するまでの間は当研究所に帰属するものとし、業務が完了した段階で依頼人に移転・帰属するものとします(当研究所が取引開始前より有している知的財産権(以下「留保知的財産権」といいます。)を除きます。ただし、当研究所は依頼人に対し、当該成果物を利用するために必要な範囲で留保知的財産権の利用(第三者への使用許諾を含む。)を無償で許諾するものとします。また、納品後に依頼人が当研究所に対し成果物への修正を求めた場合は、依頼人は当研究所に対し改変を理由とする著作権料を請求しないものとします。)。
ただし、第三者の保有する知的財産権については、第三者の許可を得た上で当研究所が成果物に利用した場合、該当する知的財産権は、第三者に帰属し、依頼人に移転・帰属しないものとします。
また、当研究所は依頼人に対して、当該成果物にかかる著作者人格権を行使しないものとします(ただし、原著者としての表示権(調査・編纂・執筆者としての巻末等へのクレジット表記)は留保します。)。なお、取引の中において別途取決めがある場合は、同取決めを優先します。

第三者への提供・公開

調査結果ないし家族人物事典を第三者に対して提供・公開する場合は、事前に資料所蔵者、情報提供者や掲載対象者の了解を得てください。

確かに、個人情報保護法は、事業者が保護義務を負うものであって依頼人(個人)は保護義務を負いませんし、生存する個人の法が列挙する情報のみが保護対象なので死者の情報は保護対象外です。プライバシーの要件も、単に誰かに関する情報というだけでは満たしませんし、死者のプライバシーは保護されませんので、既に死亡した先祖自身の戒名や没年月日などの情報はプライバシー情報ではありません。また、資料の所有権は、資料の記載情報には及びませんし、古文書の著作権保護期間も過ぎています。

しかし、そのような法的制限がないとしても、生存する関係者の同意を得ずに情報提供や公開をすると、事実上のトラブル(感情的トラブル)が発生しえます。トラブル防止のためにこれらの同意を得てください。

依頼人の行為により、そのようなトラブルが発生したとしても当研究所は全く責任を負いませんし、当研究所の評判が害されたり信用が毀損された場合は、損害賠償を請求することがありますので、ご注意ください。

Check

これらの事項については、契約書に記載しておりますので、ご契約の際に改めてご確認ください。

お申し込み

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